2016.11.4 : ジョニー・マー、エレクトロニック再結成について語る
「ないとも言い切れない」
バーナード・サムナーとエレクトロニックを再結成する潜在的な可能性について、ジョニー・マーが語った。
ニュー・オーダーの主役とジョニーは、1988年に強力なシンセポップデュオを結成。3枚のアルバムをリリースし高い評価を得たが、1999年のアルバム「ツイステッド・テンダネス」を最後に活動休止している。
再結成によるツアーや新曲のレコーディングの噂、および希望的観測が今なお囁かれているエレクトロニックだが、元スミスでソロでも活躍する(ジョニー)マーはこうした見方にもオープンな姿勢を見せている。
エレクトロニック再結成について問われると、ジョニーはNMEに対してこのように答えた:「ないとは言わないけれど、ドラムマシンの問題が少しあって・・・法律的なことなんだけどね」「取説があればまた集まれるんだけどなあ・・・バーニーも僕も使い方を思い出せなくてさ」とジョークを飛ばした。
最近のソロツアーで、ジョニーはエレクトロニック往年の名曲「Getting Away With It」を披露している。ジョドレルバンクでバーナードを舞台に招いて一緒にプレイしたのは2013年のことになる。(Note欄参照)
その後ジョニーは、2008年にモリッシーと再会し、スミス再結成の可能性について話し合ったことを明かしているが、その後実現することはなかった。また、ジョニーは今週、モリッシーのEU離脱支持やナイジェル・ファラージュにめぐる衝撃発言*からは距離を置く姿勢を示している。
「そのことは忘れようと思って」とジョニーは語る。「直接聞いたわけじゃないし、もしモリッシーが本当にファラージュ支持だったとしても、そんなのはほんのわずかな難点に過ぎない。誰でもわかることだよ」
ジョ二―は今週、「ジョニー・マー自伝 ザ・スミスとギターと僕の音楽」を出版予定。11月7日にはマンチェスター・ロイヤル・ノーザン音楽大学、11月10日にはロンドン バービカンのミルトン・コートで著書についてトークを行う予定。
*2013年にモリッシーは、EU離脱の急先鋒であるイギリス独立党の党首ナイジェル・ファラージュ支持を明言し物議を醸した
【Words】
drawback(名)障害、不利、欠点、難点
hear second hand 人づてに聞く
【Notes】
文中にある、2013 Jodrell Bankでの共演 "Getting Away With It"
5:05あたりでうっかり歌い出そうとするバーニーおじさんですが、まだ間奏が続くことに気づいて頬っぺたを膨らませております。(可愛い・笑)
その後 "Here we go” とか何とか、出だしを教えてあげるジョニー。美しい・・・
かみさま、おねがいですからなかよしのライブが1どでもみたいです。
いちファンより。涙