Sarah's Diary

UK POPの歌詞和訳と関連記事から英語を学びます

The Smiths : Asleep


The Smiths - Asleep

 

Sing me to sleep
Sing me to sleep
I'm tired and I
I want to go to bed

歌って 眠りにつけるように
歌って 眠りにつけるように
疲れたから 眠りたいんだ

 

Sing me to sleep
Sing me to sleep
And then leave me alone
Don't try to wake me in the morning
'Cause I will be gone
Don't feel bad for me
I want you to know
Deep in the cell of my heart
I will feel so glad to go

歌って 眠りにつけるように
歌って 眠りにつけるように
そのあとは一人にしてくれるかな
朝になっても起こさなくていいよ
きっと僕はいなくなるから
僕に申し訳ないとか思わないで欲しいな
ただ 心の奥深くを君に知ってほしいだけ
むしろ いなくなることが歓びなんだ

 

Sing me to sleep
Sing me to sleep
I don't want to wake up
On my own anymore

歌って 眠りにつけるように
歌って 眠りにつけるように
もう自分の力で 目を覚ましたくないんだ

 

Don't feel bad for me
I want you to know
Deep in the cell of my heart
I really want to go

僕に申し訳ないとか思わないで欲しいんだ
君には僕の心の奥底を知って欲しい
本当に いなくなりたいんだ

 

There is another world
There is a better world
Well, there must be
Well, there must be
Well, there must be
Well, there must be
Well...

こことは別の世界がある
もっと素敵な世界があるんだ
そう きっとあるはず
きっと・・・

 

Bye bye
Bye bye
Bye...

じゃあね
さよなら・・・

 

 

■Note
The Smiths 屈指の名曲。とにかく繊細で、絶望的に暗い。
この曲を聴くと、世の中には二種類の人間がいることを感じずにはいられません。
耐えがたいことがあった時、「自分なんかは消えていなくなりたいと思う」タイプか、「自分以外の誰かや何かが消えてなくなれと思う」タイプ。

 

若かりし頃のモリッシーは卑屈ながらも繊細さを持ち合わせるlyricistだった訳ですが、いつをきっかけに華麗なるracistに転身を遂げたのか・・・それはさておき、大人になるとともに距離を置きつつあったスミスの青さや未熟さという輝きに対して、この曲が持つ救いようのなさは、むしろ人生の苦悩が深まる一方の今日この頃に寄り添って来るようです。

 

波乱の2020年もあと2ヶ月でお終い。
個人的にはあまり占いなど信じるタイプではないものの、「26年に一度のラッキー年!」と煽りワードが並ぶ記事をいくつか見かけ、無駄にポジティブになっていた年初を懐かしく思い出します。笑 

 

あれから個人的に生活が激変し、自分にとって本当に大切なものは何なのかを自問自答する日々ですが、音楽だけは常に裏切ることのない存在でいてくれるのが救いです。